代表・会社紹介

CEO 古屋 俊和( Toshikazu Furuya)

出身地:
広島県

学歴:
呉三津田高校 卒業
同志社大学文化情報学部 卒業
京都大学経営管理大学院 修了(MBA)
京都大学情報学研究科医療情報学講座博士後期課程 単位取得退学

現職:
株式会社テラバース 代表取締役CEO(2022年〜)
Quantum Analytics, inc CEO(2019年7月〜)
株式会社エスユーエス SUSLab所長(2021年〜)
Phoenixi(フェニクシー)メンター

経歴・職歴
起業と企業活動
2012年: データ解析の研究会社として、DataScience, inc(現: Quantum Analytics, inc)を設立
2014年: 京都大学経営管理大学院にて川北英隆先生より企業価値評価を学び、ヘッジファンドと行動ファイナンス、機械学習を用いた資産運用モデルの研究開発を行う
2016年: 株式会社エクサインテリジェンス(現:エクサウィザーズ)を資本金100円で創業
2018年: ソフトバンクアカデミアにて、孫正義氏に対し、生成AIを活用した仮想世界についてプレゼン
2020年: xR☓AIの研究開発会社Quantum Analytics, incを新設
2021年: 保有株式を用いたM&Aの提案実行・持株会の設立支援などを行い株式会社エクサウィザーズを時価総額800億円で上場
2021年: VR等を手掛ける株式会社エスユーエスのSUSLab所長就任
2022年: 仏教☓メタバース☓AIを応用した株式会社テラバースの創業

研究・開発活動
2018年より: 京都大学情報学研究科にて、生成AI(GAN)の研究を行い、生成AIを用いたメタバース空間の構築について研究
2019年より: 創薬分野で生成AIのプロジェクトを大企業と進める
2021年: 京都大学と共同でブッダボットの研究発表
2022年: 仏教とメタバース技術を融合させた仏教仮想世界「テラバース」の開発を開始
2023年: ブッダボットプラスの開発(ChatGPT4を応用した新型チャットボット)

主な研究・専門分野
人工知能(AI) : ディープラーニング、生成AI(GAN)、自然言語処理
メタバース技術 : 仮想空間構築、AR/VR技術の社会実装
金融工学 : 行動ファイナンス、機械学習を用いた資産運用モデル
医療情報学:CT,MRI画像解析、医療構造化データ解析、創薬データ解析、医療倫理データ解析
伝統知テクノロジー : 仏教思想とAI技術の融合

主なプロジェクト
ブッダボット
2021年に京都大学熊谷誠慈准教授(現教授)と共同開発した仏教対話型AI。仏教経典を機械学習させ、様々な悩みに対して宗教的観点から回答する対話型AIシステム。当初はGoogle社提供のアルゴリズム「Sentence BERT」を応用していたが、2023年にはChatGPT4を組み込んだ「ブッダボットプラス」へと進化。質問への回答として、仏教経典の文言を提示しつつ、ユーザーの質問内容に即した解釈・追加説明を併せて生成できるようになった。

テラバース
2022年に立ち上げた仏教とメタバース技術を融合させた仏教仮想世界「テラバース」の開発プロジェクト。伝統的な仏教の知恵を最新テクノロジーで表現し、新たな形で体験できるようにする試み。「テラ・プラットフォームAR Ver1.0」を開発し、ブッダと会って話せるAR体験を提供。世界19カ国のメディアで取り上げられている。2025年には、京都大学 人と社会の未来研究院とともに、ブータン王国中央僧院と共同で仏教対話AIブッダボットの海外公開を開始。

企業理念・哲学
伝統知と最先端テクノロジーの融合を通じた社会課題解決を目指している。特に下記の点を重視している:

伝統知テクノロジー : 古代からの知恵と最新技術を組み合わせることで、新たな価値を生み出す
AIの社会実装 : 技術開発だけでなく、実際の社会課題解決につながるAIの応用
文理融合のアプローチ : 技術だけでなく、人文・社会科学の知見を取り入れた総合的な問題解決
心のマネージメント : AIを活用した心の健康増進や幸福度向上へのアプローチ
倫理的なAI開発 : AIを教育する人の倫理観の重要性と、AIの適切な活用方法の普及

メディア・講演活動
NHK、日経新聞、MITテクノロジーレビューなど、世界20カ国のメディアで取り上げられる
「人間の五感や創造力を身につける人工知能技術 AIの未来」(NIKKEI STYLE, 2018年10月31日)など、メディア投稿多数
起業家講演会等での登壇多数
学生や研究者のベンチャー支援活動

社会貢献・メンタリング活動
学生や研究者のベンチャー支援に注力し、メンター的なアドバイスや投資による創業サポートを行っている。「まだ燻っているけれど、誰か支援してくれる人がいたら、社会を変えるために輝ける。そんな人たちを応援するエコシステム作りが、私にできる恩返しかなと思っています」との考えから、若い起業家の支援に取り組んでいる。

関連リンク
株式会社テラバース : https://teraverse.cloud/
Phoenixi(フェニクシー) : https://www.phoenixi.co.jp/person/toshikazu-furuya/

主な著作・論文
「人間の五感や創造力を身につける人工知能技術 AIの未来」(NIKKEI STYLE, 2018年10月31日)
「ブッダと会って話せるAR『テラ・プラットフォームAR Ver1.0』の開発-仏教仮想世界『テラバース』実現への一歩」(共著、2022年)

評価
ソフトバンクアカデミアにて孫正義氏へのプレゼンテーション(2018年)
株式会社エクサウィザーズの創業と上場(時価総額800億円、2021年)
ブッダボットプロジェクトが世界19カ国のメディアで紹介
本プロフィールは公開情報をもとに2025年4月時点での情報をまとめたものです。

会社概要

社名Quantum Analytics合同会社
所在地〒606-8362京都市左京区法皇寺町438番地
代表取締役古屋 俊和
事業内容AIの共同研究、ベンチャー立ち上げ支援